翻訳サービスの種類・違いは?|翻訳のコツ

文章の翻訳をしたいけど、どこで翻訳を依頼したらいいんだろう?」と思われたことはありませんか?

今回は翻訳サービスの種類、違いをまとめてみました。

なお、実際に翻訳を依頼する際はぜひ以下の記事もご覧ください。

主な翻訳サービスの種類は2つ!

翻訳を依頼したい際、候補となるサービスは主に以下の2つです。

  • 翻訳会社に依頼:翻訳を行っている企業に依頼。インハウスで翻訳をしていない企業の場合は、翻訳会社のコーディネーターが案件を調整。外部の翻訳者さまに発注をかける形になります。
  • クラウドソーシングに依頼:クラウドサービス経由で翻訳者さまに直接依頼

それぞれの特徴は?

それぞれの方法について、独断と偏見に基づき特徴を書き出してみます。

種類 良い点
 翻訳会社
  • 一定以上のボリュームでも発注可能
    1人では対応できないボリュームでも、翻訳会社側で分割して翻訳するケースも
  • 様々なリクエストに対応しやすい
    コーディネーターが間に入り翻訳するので「DTPもやって欲しい」など、単なる翻訳以外のリクエストにも応じてくれやすいでしょう
  • 掛け払いなどにも対応:支払条件によってはBtoB取引として、掛け払いなどにも対応してくれます
  • 個人以上に機密保持がしっかりしている
    企業であるため、個人以上に機密保持がしっかりしている
クラウドソーシング
  • 個人でも気軽に利用できる
    法人である翻訳会社は個人利用の場合、支払い・やりとりなど含め、気軽には利用しづらい部分があります
  • 時間を問わず発注できる
    クラウドソーシングの場合、依頼はオンラインで行われます。企業の場合と違い営業時間の区切りがありません。また世界中の翻訳者に依頼することができるため、時間的な制約が少なくて済みます。
  • ウェブAPI連携が可能
    ウェブ発注を基本とするクラウドソーシングでは、その特徴を活かして各種サービスとAPIでの連携が可能です。

気になる料金の違いは?

それぞれ少し特徴の異なる発注方法。気になるのは料金面ですよね。
これに関しては「翻訳会社だからクラウドソーシングより必ず高くなるわけではない」と言えると思います。

翻訳会社もクラウドソーシングも、結局は外部の翻訳者さまに発注をする形になります。
そういった意味で「企業」がマージンをとるよりも翻訳会社よりも、「システム」がマッチングするクラウドソーシングの方が安くなると考えられがちです。

ただ、翻訳会社の中でもコスト競争力ある翻訳者さまを抱えているケースもあります。
「翻訳会社=クラウドソーシングより高い」という図式がいつも成り立つわけではないと考えています。

発注・お見積りをご検討の場合、クラウドソーシング・翻訳会社それぞれに見積りをとってみるといいかと思います。

翻訳料金相場に関しては、以下の記事もぜひご参考にして頂ければと思います。

関連記事

  1. テキスト翻訳料金を左右するポイント

  2. 【2018年1月版】テキスト翻訳料金の相場

  3. 翻訳会社が教える見積り時に抑えるべき5つのポイント